西郷隆盛、幕末・維新史、薩摩藩に関する話題など、幅広く書き込んでいます
前々回の仙台牛タン話の続きという訳ではありませんが、現在、NHKの大河ドラマ「独眼竜政宗」が、土曜日の夕方にNHKのBSプレミアムで再放送されていますね。
「独眼竜政宗」と言えば、歴代大河ドラマの中でも平均視聴率トップの39.7%を記録した大人気番組です。
主役の渡辺謙さんを始め、脇役も豪華な俳優陣で固められ、脚本も良かったですし、ドラマ自体にも重厚さがあり、ほんと面白かったです。
放映当時、私も楽しみに見たくちですが、今また再放送を見直しても、やはり面白いですね。

しかし、最近の大河ドラマは何であんなに面白くなくなってしまったのでしょうか?
少し私的に分析すると、大きく分けて次の三つに原因があるのではないかと考えています。

1.題材が悪い(いわゆるネタ切れ状態に陥っている)
2.出演俳優が小粒過ぎる(ジャニーズなど、若手俳優を起用し過ぎ)
3.脚本が面白くない(オリジナル脚本が多いため)

1の題材ですが、歴史上に名を残した有名人(いわゆる大物)は、既にやり尽くした感がありますね。
戦国時代で言えば、今さら信長・秀吉・家康を中心にする訳にもいかず、かと言って、脇を彩る武将たち(武田信玄、上杉謙信、前田利家、伊達政宗等)もかなり放映されましたし、やはり絶対的な題材不足に陥っているのではないかと思います。

現在放映中の「軍師官兵衛」は黒田如水が主人公ですが、やはり小粒感は否めないですね。
私も最初の数回だけを見て、結局見るのを止めてしまいました。
また、昨年の「八重の桜」もかなり我慢して見ましたが、途中で見なくなりました。
「軍師官兵衛」、「八重の桜」ともに視聴率的にふるっていないようですが、やっぱり題材に問題があったのだと思います。
特に「八重の桜」、いや山本八重子の生涯が面白くないと言っているのではなく、彼女の生き方は波瀾万丈なのでしょうが、一年を通じてドラマで放映できるような題材ではなかったのではないでしょうか。
そう言えば、「八重の桜」では、会津戦争(会津戊辰戦争)がどのように描かれたのかを結局見ずじまいに終わりました。

来年は吉田松陰の妹である文を主人公とした「花燃ゆ」が放映されるようですが、ついに大河ドラマもここまで来てしまったか……、とまさにため息が出ますね。
果たしてこの題材で一年持ちますかね?
「八重の桜」の山本八重子と比べるまでもなく、歴史上から見れば、文は何もしていないに等しい人物ですし、一体、文が幕末・明治の歴史にどう絡んだというのでしょうか?
おそらく、大河ドラマにありがちの色んな歴史の重要な場面に文が登場し、キーパーソンとなるのでしょうが、それは余りにも無理がある設定だと思えてなりません。

もしかすると、文は松下村塾で久坂や高杉らと一緒に学ぶのではないでしょうか?
もしかすると、文は処刑された松陰の遺体を桂小五郎らと一緒に運ぶのではないでしょうか?
もしかすると、高杉晋作の功山寺挙兵の場に文が立ち会うのではないでしょうか?

考えれば考えるほど、恐ろしい設定になりそうです(苦笑)。
文をやるなら、朝ドラの方が良かったのではないかと思いますね……。

「花燃ゆ」だけでなく、「江-姫たちの戦国-」や「八重の桜」もそうですが、この一連の女性が主人公となる流れは、やはり「篤姫」が当たったことによるのでしょうね。
(女性が主人公になることを駄目だと言っているのではありませんので、悪しからず)
「花燃ゆ」も「篤姫」の二番煎じを狙っているのでしょうが、そんなに世の中甘くないと思いますし、女性を主人公とするならば、もっと他にも相応しい人物がたくさんいるんじゃないかと思えてなりません。
おそらく来年の大河は一話も見ずに終わることでしょう(苦笑)。

【2014/12/26 13:44】 | 雑感
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福太郎
こんにちは。

私もながく大河見ない時代がありました。
篤姫でまた見るようになって、次の年からまた見なくなりましたね・・・

見なくなったのは、時宗から。和泉元彌のへたくさな演技に嫌気がさしてからです。

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高倉健さんに続いて、菅原文太さんもお亡くなりになられましたね。
どちらかと言うと、私にとっては、高倉健さんよりも菅原文太さんの方が身近な存在であったと言いますか、出演された映画をかなり観ていたので、非常にショックでした。

菅原さん主演の映画と言いますと、まず第一に『仁義なき戦い』が挙げられますが、私は『トラック野郎』の方が好きです。
もちろん『仁義なき戦い』も好きではあるのですが、『トラック野郎』シリーズで演じた菅原さんの演技がとても好感が持てると言いますか、人情と愛嬌を併せ持った愛すべきキャラクターでしたので。
実は以前からずっと買うかどうかを迷っていたのですが、菅原さんの死を機に、映画『トラック野郎』のブルーレイBOXを購入しました。(1と2合わせて、何と4万以上もする代物ですが、思い切って買いました)

若い方はご存じないかもしれませんが、『トラック野郎』は菅原さんの主演で、昭和50年から55年にかけて、全10作が作られた東映映画の大ヒットシリーズです。
そのタイトル通り、長距離トラックを運転するドライバーが主役の映画で、菅原さんは「一番星号」と名の付いた10tトラックを運転する主役・星 桃次郎を演じました。
菅原さんの他にも、相棒の「やもめのジョナサン」こと愛川欽也さん以下、多彩な共演者が登場し、恋あり、笑いあり、涙ありで本当に面白い娯楽映画に仕上がっています。
映画の中には必ず「決め」(決まったパターン)があり、お腹を抱えて笑えるシーンが満載ですし、デコトラ(デコレーショントラック)を使ったカーチェイスもこの映画の売りになっており、車好きにとってもたまりませんね。

また、同時期に公開されていた松竹映画の『男はつらいよ』とはライバル関係にあったことから、少しストーリー展開は似ています。(トラック野郎も男はつらいよと同時期、お盆と正月に公開されていました)

主人公が恋するマドンナが必ず現れること。
主人公と敵対する恋敵やライバルが登場すること。
そして最後に失恋してしまうこと。

以上のように、『男はつらいよ』とよく似ていますが、それでも似て非なるもの、全くの別物です。
お菓子に例えるなら、『男がつらいよ』が上品な羊羹だとしたら、『トラック野郎』は破れまんじゅうといった感じでしょうか。
『トラック野郎』は見た目はあれですが、中味はとても充実していますので。

ただ一点、映画の中は下ネタ全開なので、女性の方が見るには少し抵抗があるかもしれませんが、それを省いたとしても、ちゃんとしっかりした芯のストーリーがありますので、飽きずに見られるのではないかと思います。

そう言えば、今年5月に『トラック野郎』の全シリーズを監督した鈴木則文さんもお亡くなりになられましたね。
鈴木監督が生前に書かれたエッセイ本『トラック野郎風雲録』(図書刊行会、2010年)と『新トラック野郎風雲録』(ちくま文庫、2014年)も裏話満載で、『トラック野郎』好きにはオススメです。

何だか『トラック野郎』のことに話が偏ってしまいましたが、高倉健さんと菅原文太さんという、昭和を代表する二人の名優の死によって、昭和という時代が完全に終わりを告げたような感じがして、何だかとても寂しい気分です……。

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【2014/12/04 10:57】 | 雑感
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