西郷隆盛、幕末・維新史、薩摩藩に関する話題など、幅広く書き込んでいます
先日、三好徹さんの『興亡と夢』(全五巻。集英社文庫)を読み終えました。
この本は、昭和61年に刊行されたもので、かなり古い本になりますが、ものすごく面白かったです。

以前にも少し書きましたが、私自身は日本の近代史に弱いため、その時代の普遍的な知識を最低限入れたいと常日頃から思っているのですが、この『興亡と夢』は、まさにそれに相応しい本でした。
読みやすく、そして何と言っても分かりやすい。
私のような近代史に無知な男でも、スラスラっと、そして面白く読むことが出来ます。

『興亡と夢』は、週刊ヤングジャンプ、つまりマンガの週刊誌に連載されていたもので、やはりターゲットは当時の若者たちだったのでしょうね。
「二.二六事件」から始まり、「太平洋戦争開戦」を経て、「終戦」そして「日本国憲法制定」に至るまでの近代史の概略を、歴史に親しみがない人たちにも分かりやすい形で、ドラマティックに描いたものですから、非常に読みやすく、そして面白く読むことが出来ます。
また、日本が戦争に向かう政治状況だけではなく、当時の風俗や文化史(プロ野球の話なんかも書かれています)にも触れられていますのでオススメです。

私自身、三好さんは好きな作家の一人で、これまでたくさんの作品を読んでいますが、『興亡と夢』は、私の中では五本の指に入る傑作かと思います。
現在では古書としてしか販売がありませんが、見つけられたら、是非手に取ってご覧になってみて下さい。
ちなみに、『興亡と夢』はマンガではありませんので、お間違えなく!

【2015/06/25 12:34】 | 読書感想
トラックバック(0) |
またまた宮崎の話が続きますが、以前、このブログの中で宮崎県がうなぎの養殖地として有名であることを書き、いくつかオススメのお店を紹介しました。
今回の宮崎帰省の際にも、またもやうなぎを食べに行きましたので、一軒紹介したいと思います。

今回紹介するのは、「うなぎ処もりやま」です。

食べログでも宮崎のうなぎランキングで上位に掲載されていますので、知っておられる方も多いかと思います。
ただ、お店の場所が宮崎市の中心から離れた高岡町にありますので、車が無いとなかなか行けないかもしれませんね。

高岡町は、2006年1月に宮崎市に編入されたため、現在は宮崎市高岡町となっていますが、江戸藩政時代は薩摩藩領であり、「去川の関」と呼ばれる関所もあった地です。
高岡町にある「天ケ城歴史民俗資料館」には、薩摩藩関係資料の展示もあり、なかなか楽しめますよ。
また、以前ブログで紹介した、「ビタミンの父」と呼ばれ、脚気の原因究明に尽力した明治期の医官・高木兼寛は、現在の高岡町穆佐の出身です。

少し話がそれましたが、今回、その高岡の「うなぎ処もりやま」に行ってきました。
お昼前でしたが、やはり人気店です。お店はかなり混雑していました。
今回注文したのは、うな丼2000円(写真)です。

14338374849331.jpg

ここのうなぎは身がとてもしっかりしていて、噛みごたえと言いますか、歯ごたえがあるうなぎです。
東京風の蒸したやわらかい鰻に慣れた方には抵抗があるかもしれませんが、私はとても美味しくいただきました。

私自身、割とたくさんの鰻屋に行きましたが、一つ言えることは、養鰻場直営のお店はだいたい美味しいところが多いですね。
この「うなぎ処もりやま」も養鰻場を営んでいるらしいですが、以前に紹介した「うなぎの比恵島」もそうですので。
宮崎のうなぎについては、これからもちょくちょく書いていきたいと思います(^^)

【2015/06/09 17:15】 | グルメ・食べ歩き
トラックバック(0) |