西郷隆盛、幕末・維新史、薩摩藩に関する話題など、幅広く書き込んでいます
ご無沙汰しています。
西郷隆盛のHP「敬天愛人」管理人のtsubuです。

長らく活動を休止していましたが、今年に入ってからはようやく体調も良くなってきたので、活動再開しようと思い、性懲りもなくブログを始めることにしました(^^;

最初、何から書こうか色々と迷ったのですが、やはり自分のことから書こうと思います。
少~し暗い話になりますが、ご了承ください!

去ること今から4年前の夏、私は突然で意識を失って倒れ、救急車で病院に運ばれました。
倒れた際、地面に強く頭を打ってしまい、外傷性くも膜下出血を負いましたが、幸い軽傷で、命に別状はありませんでした。
ただ、意識を失って倒れてしまったことは、自分にとって全く予期せぬ出来事で、意識が戻った後も、自分では何が何やら分らずに入院生活を過ごしていたのですが、退院間近にり、医師から急に「心臓に問題が見られるので、より大きな病院へ転院をして検査を受けることを勧めます」と言われました。

心臓に問題?
これまで生きてきて、大きな病気一つせず健康に過ごしてきましたので、医師の言葉が信じられませんでした。
それから大きな大学の附属病院に転院し、心臓カテーテル検査というものを受けたのですが、結果出た病名は「閉塞性肥大型心筋症」。
心臓の筋肉(いわゆる心筋)の一部が肥大していることで、血流が悪くなっていることから、不整脈を生じやすくなる病気で、いわゆる突然死の原因となりやすい、原因不明の難病との診断でした。
医師からは、「致死性の不整脈が生じた時のことを考えて、ICD(植込み型除細動器)を体内に埋め込んだ方が良い」と言われました。
つまり、死に到るような不整脈が生じ、心臓が停止してしまった際、心臓に電気ショックを加える機械を体内に埋め込んだ方が良いと言われたのです。(ICDはペースメーカーとは違います。いわゆるAEDの小型版のようなものです)
実はこの病気、根本的な治療法は確立されておらず、いわゆる不治の病で、対処療法しかないのです。
抗不整脈剤(薬)を飲み、なるべく不整脈を起こさないようにすることと、もし死に到るような重篤な不整脈が生じたに対処出来るようにすること。
つまり、治す方法が無いということです。起こった事象に対処する療法しかないと言うことですね。

ただ、その時の私は、医師の言葉に全く納得がいきませんでした。
不整脈だなんて、今まで感じたことも無ければ、健康診断でも言われたこともありません。全くの寝耳に水だったからです。
当然、私はICDの埋め込みを拒否しました。
私の中では、今回はたまたま倒れただけで、これからはもう大丈夫だろうと思っていましたし、体内に機械を埋め込むということ自体に大きな抵抗感があったからです。

しかし……、退院後、それからあらゆる場面で、私は不整脈に悩まされました。
二、三拍、脈が飛ぶ程度の不整脈であれば我慢できますが、心房細動という不規則に脈を打つ不整脈が何時間も続くと、心臓にも負担がかかる上、精神的にもかなり参ります……。
そういった不整脈が何十回も生じ、辛い日々を過ごしました。

今まで全国各地の史跡を旅し、往復夜行バスに乗ったり、旅先では20キロ近くもあるリュックを背負って何キロも歩いたり、真夏に自転車で一日中走り回れるほど、体力には自信があったのですが、何か運動じみたようなことをしようとすると、すぐに不整脈が起こる体になりました。
また、何かをすれば不整脈が起こるというわけでもなく、原因が分からず突然不整脈になったりする、走ることもままならない生活は、常に何かに怯えて生きるようで、精神的に辛かったです。

今まで健康でありすぎたからなのでしょうね。
まだ老け込むような年齢でもなく、同年代の人たちは活動的に運動したりしているのに、私は不整脈を気遣いながら生活しなければならない……。
今の自分がより一層情けなく、惨めに感じられました。

「あれだけ元気だったのに、なぜこうなってしまったのか?」

当然、その問いかけには医師どころか誰も答えてくれません。
なぜなら、原因不明の病気だからです。
また、治療をすれば治る病気でもないことが、余計精神的に辛さを伴いました。
ただ、そんな日々が続いても、私は薬を飲むだけで、ICDの埋め込みは依然として拒否していました。
やはり、体内に機械を埋め込むことには抵抗があったからです。

しかし、その時はやってきました……。
昨年末、私は突然致死性の不整脈を発症し、自宅で倒れてしまったのです。
笑い事では済まされませんが、私の心臓は一時停止し、いわゆる一度死にました。
幸いにも救急隊の到着が早く、処置が適切だったことで、私は一命を取り留めました。
今、こうして何の後遺症もなく、普通に過ごせているのは、ほんとラッキー以外の何物でもありません。
私を処置してくれた方々に感謝です。
そして、入院後、私は即座にICDの埋め込むことに同意しました。
やはり命は何事にも代えがたい大切なものですから、その時の私には一切の迷いがありませんでした。

と、言う訳で、今の私は体内にICDが埋め込まれている状況で、それに伴い障害者手帳の交付も受けました。
しかし、ほんと人生って、分からないものですよね。
私がまさか障害者手帳の交付を受けることになるなんて、夢にも思ってみませんでした。

ただ、今飲んでいる薬がよく効いているからか、今は大きな不整脈が起こることも無く、普通に仕事をしたり、旅行したりして生活しています。
ICDを埋め込む前は色々と心配しましたが、埋め込んだからと言って何のことは無い、普通の生活が出来ます。
今は医学も進歩していて、携帯電話の電波がどうこうということもありませんし、好きな時に食べ、好きな時に飲み、パチンコまでしていますからね(笑)。
「案ずるより産むが易し」というのは、こういうことを言うのかもしれませんね。

ただ、病気自体が治った訳でもなく、何も変わりが無い状況です。
これからも病気を背負い、付き合いながら生きていかなければならないのは、何も変わりありません。
かと言って、全く暗くもなっていなければ、卑屈にもなっていません。
至って明るいままです(^^)
健康だった頃を懐かしむ気持ちは今でもよくありますが、こうなってしまったものは仕方ありませんからね。
今では「無病息災」ならぬ「一病息災」と考えています。

こういう病気を患って初めて分かりましたが、「健康」って、ほんと素晴らしいものですよ。
皆さん、健康という幸せをかみしめて生きていますか?
私自身、今まで健康であることが普通のことだと思っていたので、そんなことを考えもしなかったですが、病気を患って以来、健康であることが何よりも幸せなことであることが身にしみて分かりました。

普通でいられること。

実はそれだけで幸せなんですよね。

仕事や恋愛、友達関係、家庭のこと、経済的な悩み、色んなことで悩み、不幸せだと感じている方が世の中にはたくさんおられると思いますが、まず原点に帰って、健康であることの意味を考えてみてはいかがでしょうか?
日常生活において、色んな辛いこともあるでしょうが、健康であるという根本的な幸せさえあれば、いつか必ずそれから抜け出せるような気がします。
昨今、自殺者も急上昇しているようですが、生きたくても生きられない、病で苦しんでいる人がたくさんおり、健康が何事にも代えがたい素晴らしいものであることを再認識すれば、少々の苦労は乗り切っていけるのではないかと思います。
健康でおられる方は、今一度そのことの意味をかみしめて感じて欲しいですね。

最後は、法話のような話になってしまいましたが、次回からは普通の話を書き込みます!
読んで下さった方、ありがとうございました!


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医師からは、「致死性の不整脈が生じた時のことを考えて、ICD(植込み型除細動器)を体内に埋め込んだ方が良い」と言われました。
つまり、死に到るような不整脈が生じ、心臓が停止してしまった際、心臓に電気ショックを加える機械を体内に埋め込んだ方が良いと言われたのです。(ICDはペースメーカーとは違います。いわゆるAEDの小型版のようなものです)
実はこの病気、根本的な治療法は確立されておらず、いわゆる不治の病で、対処療法しかないのです。
抗不整脈剤(薬)を飲み、なるべく不整脈を起こさないようにすることと、もし死に到るような重篤な不整脈が生じたに対処出来るようにすること。
つまり、治す方法が無いということです。起こった事象に対処する療法しかないと言うことですね。

ただ、その時の私は、医師の言葉に全く納得がいきませんでした。
不整脈だなんて、今まで感じたことも無ければ、健康診断でも言われたこともありません。全くの寝耳に水だったからです。
当然、私はICDの埋め込みを拒否しました。
私の中では、今回はたまたま倒れただけで、これからはもう大丈夫だろうと思っていましたし、体内に機械を埋め込むということ自体に大きな抵抗感があったからです。

しかし……、退院後、それからあらゆる場面で、私は不整脈に悩まされました。
二、三拍、脈が飛ぶ程度の不整脈であれば我慢できますが、心房細動という不規則に脈を打つ不整脈が何時間も続くと、心臓にも負担がかかる上、精神的にもかなり参ります……。
そういった不整脈が何十回も生じ、辛い日々を過ごしました。

今まで全国各地の史跡を旅し、往復夜行バスに乗ったり、旅先では20キロ近くもあるリュックを背負って何キロも歩いたり、真夏に自転車で一日中走り回れるほど、体力には自信があったのですが、何か運動じみたようなことをしようとすると、すぐに不整脈が起こる体になりました。
また、何かをすれば不整脈が起こるというわけでもなく、原因が分からず突然不整脈になったりする、走ることもままならない生活は、常に何かに怯えて生きるようで、精神的に辛かったです。

今まで健康でありすぎたからなのでしょうね。
まだ老け込むような年齢でもなく、同年代の人たちは活動的に運動したりしているのに、私は不整脈を気遣いながら生活しなければならない……。
今の自分がより一層情けなく、惨めに感じられました。

「あれだけ元気だったのに、なぜこうなってしまったのか?」

当然、その問いかけには医師どころか誰も答えてくれません。
なぜなら、原因不明の病気だからです。
また、治療をすれば治る病気でもないことが、余計精神的に辛さを伴いました。
ただ、そんな日々が続いても、私は薬を飲むだけで、ICDの埋め込みは依然として拒否していました。
やはり、体内に機械を埋め込むことには抵抗があったからです。

しかし、その時はやってきました……。
昨年末、私は突然致死性の不整脈を発症し、自宅で倒れてしまったのです。
笑い事では済まされませんが、私の心臓は一時停止し、いわゆる一度死にました。
幸いにも救急隊の到着が早く、処置が適切だったことで、私は一命を取り留めました。
今、こうして何の後遺症もなく、普通に過ごせているのは、ほんとラッキー以外の何物でもありません。
私を処置してくれた方々に感謝です。
そして、入院後、私は即座にICDの埋め込むことに同意しました。
やはり命は何事にも代えがたい大切なものですから、その時の私には一切の迷いがありませんでした。

と、言う訳で、今の私は体内にICDが埋め込まれている状況で、それに伴い障害者手帳の交付も受けました。
しかし、ほんと人生って、分からないものですよね。
私がまさか障害者手帳の交付を受けることになるなんて、夢にも思ってみませんでした。

ただ、今飲んでいる薬がよく効いているからか、今は大きな不整脈が起こることも無く、普通に仕事をしたり、旅行したりして生活しています。
ICDを埋め込む前は色々と心配しましたが、埋め込んだからと言って何のことは無い、普通の生活が出来ます。
今は医学も進歩していて、携帯電話の電波がどうこうということもありませんし、好きな時に食べ、好きな時に飲み、パチンコまでしていますからね(笑)。
「案ずるより産むが易し」というのは、こういうことを言うのかもしれませんね。

ただ、病気自体が治った訳でもなく、何も変わりが無い状況です。
これからも病気を背負い、付き合いながら生きていかなければならないのは、何も変わりありません。
かと言って、全く暗くもなっていなければ、卑屈にもなっていません。
至って明るいままです(^^)
健康だった頃を懐かしむ気持ちは今でもよくありますが、こうなってしまったものは仕方ありませんからね。
今では「無病息災」ならぬ「一病息災」と考えています。

こういう病気を患って初めて分かりましたが、「健康」って、ほんと素晴らしいものですよ。
皆さん、健康という幸せをかみしめて生きていますか?
私自身、今まで健康であることが普通のことだと思っていたので、そんなことを考えもしなかったですが、病気を患って以来、健康であることが何よりも幸せなことであることが身にしみて分かりました。

普通でいられること。

実はそれだけで幸せなんですよね。

仕事や恋愛、友達関係、家庭のこと、経済的な悩み、色んなことで悩み、不幸せだと感じている方が世の中にはたくさんおられると思いますが、まず原点に帰って、健康であることの意味を考えてみてはいかがでしょうか?
日常生活において、色んな辛いこともあるでしょうが、健康であるという根本的な幸せさえあれば、いつか必ずそれから抜け出せるような気がします。
昨今、自殺者も急上昇しているようですが、生きたくても生きられない、病で苦しんでいる人がたくさんおり、健康が何事にも代えがたい素晴らしいものであることを再認識すれば、少々の苦労は乗り切っていけるのではないかと思います。
健康でおられる方は、今一度そのことの意味をかみしめて感じて欲しいですね。

最後は、法話のような話になってしまいましたが、次回からは普通の話を書き込みます!
読んで下さった方、ありがとうございました!

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【2013/09/10 13:43】 | 雑感
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ブログ開設おめでとうございます。
稲垣秀哉
 お久しぶりです。

 ブログによって活動を再開されるとのことで、嬉しく思っております。

 無理のないよう、お体にお気をつけて、ご活動下さい。かげながら応援しております。

ありがとうございます!
tsubu
稲垣秀哉さま

こんにちは。ご無沙汰しております。
ご心配をおかけしましたが、体に無理をかけないように気をつけて、何とか活動を再開したいと思います。
お言葉をかけて頂きまして、本当にありがとうございました!

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この記事へのコメント
ブログ開設おめでとうございます。
 お久しぶりです。

 ブログによって活動を再開されるとのことで、嬉しく思っております。

 無理のないよう、お体にお気をつけて、ご活動下さい。かげながら応援しております。
2013/09/12(Thu) 12:34 | URL  | 稲垣秀哉 #-[ 編集]
ありがとうございます!
稲垣秀哉さま

こんにちは。ご無沙汰しております。
ご心配をおかけしましたが、体に無理をかけないように気をつけて、何とか活動を再開したいと思います。
お言葉をかけて頂きまして、本当にありがとうございました!
2013/09/13(Fri) 09:13 | URL  | tsubu #-[ 編集]
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2014/02/20(Thu) 06:43 |   |  #[ 編集]
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